誠鏡 純米大吟醸原酒まぼろし(黒箱)720ml 【醸造年月:2019年11月】 [箱入り]
誠鏡 純米大吟醸原酒まぼろし(黒箱)720ml 【醸造年月:2019年11月】
[箱入り]
販売価格: 会員販売価格(税込)
毎年11月上旬入荷予定/予約受付いたします
お酒詳細
誠鏡 純米大吟醸原酒まぼろし『黒箱』 【醸造年月:2019年11月】
蔵伝承のリンゴから採取した酵母を使い手作業で丁寧に醸した蔵最高峰。
【醸造年月:2019年11月】
皇室新年御用酒の栄に輝いたときのお酒を再現した「幻赤箱」の造りを更に極めたお酒です。
最適な仕込量(総米600kg)、全て袋吊りで搾るなど、小さなことから全てを見直して醸したお酒です。
リンゴ酵母による芳醇で華やかな香り、山田錦の濃醇な味を持ちながら、口の中からサッと消える味切れの良さがあり、飲み頃の温度は5〜15℃くらいが最適です。
程よく熟成させて出荷しますが、一本芯の通ったしっかりとした酒質は、例えば冷暗所で保存すれば5年経っても衰えを感じさせず、芳醇な香味と熟成による「まろやかなコク」がお楽しみいただけます。
杜氏を始めとする蔵人達が、原料から瓶に詰めるまでの全てにおいてこだわりを貫き、奥深くしっかりとした味・華やかな香り・シャープなキレを絶妙に調和させた、中尾醸造最高峰のお酒です。
少量の限定醸造の為、品切れの際にはご容赦の程お願い致します。
世界最大のワイン品評会 IWC 「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2007」の日本酒部門におきまして金賞を受賞しました。
ANA欧米線ファーストクラスに搭載(2009.9〜2010.4) 全米日本酒歓評会、The Joy of Sake 2010にてGold Award 受賞
●原料米:山田錦(国産)
●精米歩合:45%
●日本酒度:0
●アルコール度:16〜17
●甘辛:中口
4代目中尾清磨が発見したリンゴ酵母で醸した大吟醸酒は、1948年に全国品評会で1位を受賞、3年連続で皇室新年御用酒の栄を賜りました。
まぼろし黒箱は、当時の製法を忠実に守り、今に再現したお酒です。
リンゴ酵母は、昭和15年にリンゴの表皮から発見された、「発酵力」、「酸味の質」、「香りの高さ」、全てに優れた酵母菌です。
まぼろし黒箱は、そのリンゴ酵母を使い、ほとんどを手作業で丁寧に醸したお酒です。
また、お酒の味に最も影響を及ぼす麹造りでは、麹蓋(こうじぶた)という伝統的な道具を使い、一つ一つ丁寧に作業を行なっています。
麹造りにかける時間も、大吟醸酒で通常48時間程度ですが、52時間以上の時間をかけ、しっかりと味の乗った芳醇なお酒に仕上がっています。
中尾醸造株式会社
竹原市中央5-9-14
リンゴ酵母を発見。芳香を醸す美酒の蔵。
中尾醸造の創業は明治4年。
賀茂山系から湧き出る伏流水と、広島の良質米をふんだんに使った地酒を造ろうと「廣島屋」の屋号で蔵を興した。
その後、「誠鏡」という銘柄で親しまれ、その名前に込められた「杯に注いだ酒の表情を鏡にたとえ、蔵人の誠の心を映し出してほしい」という意味は、社是として蔵人たちの心に刻まれ、現在まで酒造りに励んできた。
この蔵を全国に知らしめたのは、昭和23年。
なんといっても、独自の酵母開発により発見した「リンゴ酵母」である。
三代目中尾清麿氏が全国を渡り歩き、2000以上もの酵母を収集。
そしてリンゴの皮から採取した酵母で、フルーティーな芳香を醸したきれいな味の酒を作り上げた。
その酒で、全国新酒品評会で第一位を獲得。
以来3年連続で皇室新年御用酒に選ばれるという快挙を達成し、この酵母の発明により「日本醸友会第一回技術功労賞」を受賞している。
現在、「誠鏡」とともに主要ブランドであるその「幻」は、当時の製法をそのままに、昭和49年に復刻された酒。
洗米から最後の搾りに至るまで手作業により丁寧に造られる。
それは、まさに日本酒の原点を追求し、蔵の粋を集めた結晶とも言える。
一般の方でもOKの蔵施設の見学
平成6年に、冷蔵倉庫が完成。
内部は、酵素が完全に活性を失うマイナス3度で保たれていて、生ひねの心配がない。
中尾醸造では、前日までの予約により、蔵の見学が可能。
前述のような品質管理の様子や、米研ぎから仕込みの過程、貯蔵、検品、瓶詰めなどを見ることが出来る。
中を案内されると、意外に機械化が進んでいることに気がつく。
聞けば、「酒の味を左右する手作業の部分以外は積極的に機械化を進め、その余力を大切な所に注ぎ込むように努力している」とのこと。
美味しさを作り出すことの難しさをあますことなく感じさせてくれる。時間は約1時間。
9:00〜16:30。土曜日・祝日 定休。
時間があれば山あいにある精米所も見学可能。
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