この冬、ぜひ『ぬる燗』で飲んで頂きたい、造りに手間ひま掛かる 『山岡酒造 杜太 生もと純米 火入れ』入荷しました
山岡酒造 杜太 生もと純米 火入れ 1.8L [箱なし] 販売価格: 2,800円(税込)
山岡酒造 杜太 生もと純米 火入れ 720ml [箱なし] 販売価格: 1,400円(税込)
山岡酒造 杜太 純米 生もと 火入れ
山岡酒造の畑中裕次杜氏のプライベート・ブランドです。
ラベルは息子さんの名前で、字は息子さんが小学二年生の時に書いたもの。それだけ杜氏の想いがこもったお酒です。
畑中杜氏が酒質設計から販売まですべてを管理する限定流通品。蔵元から販売を任せていただいている、全国約20店のみで販売される大変貴重なお酒です。
《杜氏と販売店限定のオリジナル純米酒です》
天然酵母発酵の旨味をじっくり熟成、冷でもお燗でもお楽しみください。
『生もと造りとは』
わかりやすく言うと、「自然の力を活用した、昔ながらの日本酒の造り方」です。
昔ながらの造り方というのは、明治時代中盤まで主流だった日本酒の造り方を意味します。
当時は微生物なんて言葉もありません。
顕微鏡もありません。
でもそんな中、杜氏の五感によって、微生物のはたらきをうまく活用し、お酒を造っていたんです。
日本酒の造り方を大きく分けると、「麹づくり」「酛づくり」「醪づくり」と3つに分けることができます。
「生酛」ということばは、この「酛づくり」に関わる言葉です。酛=酒母ともいいますが、意味はそのまま「お酒を生み、育てる母」です。
生酛造りの中で重要な事があります、実は乳酸というキーワードで、酒の母の性格は大きくかわります。自然の中で乳酸を得たいと思えば、乳酸菌を育てねばなりません。
しかし自然にはたくさんの微生物がいて、常にサバイバルが行われています。
そのサバイバルを通して強い乳酸菌をうまく取り込み、育てるのが「生酛」。
そうすると、乳酸菌を含めたくさんの微生物が織りなす、いのちの営みがそのまま日本酒の味になるのです。
野生を生き抜いてきたパワーのある酒の母が育てた子ども(日本酒)は、「複雑、野性味、自然の力」が存分に感じられます。
それがコクを生み、味わいが濃醇になると言われている理由です。
だからこそ、燗酒にすることでさらに膨らみ、おいしくなるとも言われていますね。
ぜひ深い味わいの向う側に、微生物のサバイバルと力強さを想像してみてください。
『火入れとは』
火入れとは、出来上がったお酒を加熱することです。
加熱処理と言っても直接火にかけるわけではなく、60~65℃くらいのお湯で間接的に30分ほど加熱します。
目的は酒内に残った酵素の働きをとめることと、日本酒の香りや味わいを悪くする菌を殺菌することです。
ちなみに火入れは、1度目が貯蔵用のタンクにいれる前、そして2度目が瓶詰めする前に行います。
【店員Aさんのテイスティング】
とにかくぬる燗がおすすめです!
生もとの力強さを存分に感じられるお酒だと思います。
1日目は少しとがった感じがしますが2日目にはまろやかになり、まったく違うタイプになって面白いです。
日に日に深みが増すので、飲み切りたいのを我慢して開栓後の変化をお楽しみいただけたらと思います!
なので、一升がおすすめです(*´∀`)
【店員Tさんのテイスティング】
香りはほとんどありません、口に含むと酸の強さが伝わってきます
まろやかさを感じつつも、辛さを感じるお酒で、こってりした料理にも相性バッチリ!!
開栓一日目は冷で飲むより、ぬる燗にすると味わいが、ふくよかになり個人的にはぬる燗最高!!
しかし開栓三日目になると、空気と触れ合ったせいか、冷も良くなった
ふしぎなお酒だ♪
あくまでも個人的な意見で、人それぞれ感じ方は異なってくると思います。
●原料米:広島県産雄町100%
●酵母:蔵付き1号
●精米歩合:65%
●日本酒度:+7
●酸度:1.7
●アミノ酸度:1.2
●甘辛:辛口
●アルコール:16〜17度
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