「音戸の瀬戸」で知られる呉市音戸町に榎酒造より初お目見え 華鳩 純米吟醸 生酒 おりがらみ 汐の音 720ml
榎酒造 華鳩 純米吟醸 生酒 汐の音 720ml [箱なし] 販売価格: 1,680円(税込)
生のうっすらとオリを絡めた華鳩のチャレンジ酒。
中汲みのみを使用した綺麗でスムーズな味わいを基調に、オリのほどよい甘みとプチプチとしたフレッシュな口当たりがアクセントで効いています。
リリース直後は、フレッシュでピチピチしたイメージから、熟成後は、やわらかくぽちゃりした女性イメージのお酒へと変化。
1. おりがらみとは?
おりがらみとはうっすらとにごっているお酒のことです。
もろみをしぼった直後の状態だと、まだできあがったお酒のなかには細かくなったお米や酵母などの小さいな固形物が浮遊しています。
この固形物のことを「おり」といいます。
しぼった後タンクに入れ少し放置しておくことで、おりを沈殿させ上の澄んだ部分のみ使用するためおりが含んでいない透明なお酒ができあがるのです。
そして、おりが沈殿した部分を混ぜたものがおりが絡んでいるお酒=おりがらみということです。
また、「おり」がお酒をかすませているように見えることから、かすみ酒などとも呼ばれます。
2. おりがらみの味わい
おりがらみでも、火入れと生では味わいは異なりますが、透明のお酒よりもお米の旨味が感じられるものが多いです。
とくに生酒であればその傾向は強く、微発泡を感じるものもあります。
にごり酒が苦手な方でも、おりがらみのようなうっすらとしたにごりであれば飲めるという方もいらっしゃいます。
【店員Tさんのコメント】
ほのかに香るフルーツ系の香り、翌日になると香りも少なくなる。
あまり香り過ぎても食中酒に向かないと個人的には思います。
口に含むと少しの甘さを感じつつ、すぐに湧き出してくる辛さは食事を引き立てるお酒です。
「おりがらみ」らしく、お米の旨みが伝わってきます。
【店員Aさんのコメント】
すっきりと上品できれいな酒質ながら、飲みごたえはなかなか骨太な二面性が面白いお酒です。
お酒をじっくりと味わいながら飲みたいときにおすすめです☆
ラベルデザインは、地元呉で活躍しているクボアキラデザイン事務所の久保章さんにお願いしました。
懐かしくも新しい瀬戸内海 風情を表現すべく、平和の象徴である鳩が海上を自由に羽ばたくイメージをラベルにし、片貼りで潮を表現しました。
「汐の風」「汐の音」「汐の光」と続く3部作のお酒としてネーミングをお願いしたところ、夕日をイメージした「汐の音」をご提案いただきました。
華鳩の酒づくりを担う藤田杜氏は、宮崎県出身の広島杜氏。
平成14年(平成13酒造年度)には
全国新酒鑑評会金賞
広島国税局主催新酒鑑評会優等賞 (広島県第一位)
広島県酒類品評会第一位
広島杜氏組合自醸酒品評会第一位
の4冠達成でデビューしました。
若き杜氏も40代になり、酒造りも脂がのってきたね、と言われます。
研究熱心で「できない」と言わない男。
暖な地にある華鳩で、冷蔵庫を使って生もとを造るなど、
技術研究やデータ分析を重ね、華鳩の酒を世に送り続けています。
今年も華鳩は藤田忠杜氏のもと、
広島県出身の松本淳司、東京都出身の田中智幸、と社長の榎の4人で造っています。
蔵人も30代と若く、藤田杜氏のもとで、モト、釜場など、一連の作業を担当。
若さと夢と情熱で酒づくりに取り組んでいます。
26BYの蔵人達(左から藤田忠杜氏、松本淳司蔵人、田中智幸蔵人、榎俊宏社長) それぞれ酒造りの用具を持って記念写真。25MAR2015
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